目次
  1. 物流倉庫が扱う具体的な荷物
  2. 普段どんな荷物を扱っているかを知るメリット
  3. 倉庫が扱う商材の確認方法
  4. 扱い荷物を把握した上で契約をしよう

物流倉庫が扱う具体的な荷物

物流倉庫とは、自社製品などの荷物を保管しておくための倉庫のことです。一般的に、自社製品をオフィス内ですべて管理することは難しいため、物流倉庫などを利用して荷物を適切に管理できるように工夫している企業が多いです。

従来、物流倉庫は1年以上など長期で利用契約を結ぶ必要がありました。しかし、環境の変化が大きい今、1年以上の見通しを持って倉庫契約ができる場合ばかりではありません。そこで、最近は物流倉庫を1年未満の短期でも利用できる倉庫シェアリングサービスを活用する企業も増えてきました。

物流倉庫には温度管理ができる倉庫も多く、さまざまな荷物を取り扱うことができます。また、物流倉庫は単に荷物を保管するサービスだけではありません。例えば、入荷や検品、ピッキング、物流加工、梱包などを提供しているところもあるため、うまく活用すればコストや人員削減を行うことができるでしょう。

物流倉庫を短期で利用する場合、同じ倉庫内で他社商品と自社商品が共存することになります。しかし、保管する荷物によっては環境に影響を受けるものも少なくありません。例えば、匂いのある食品が同じスペースで保管される場合、匂い移りが発生する可能性があります。そのため、物流倉庫を利用する場合、その倉庫が普段どのような荷物を扱っているのかを事前に把握するとよいでしょう。

普段どんな荷物を扱っているかを知るメリット

利用する倉庫が普段からどのような荷物を扱っているかを把握することで得られるメリットは、大まかにわけて3つあります。倉庫選択の失敗を防いだり、利用する上でのリスクを知ることができるので、ぜひ参考にしてください。

(写真:iStock)

◎自社と同じ商材を取り扱っているなら大きなメリットあり!

1つ目のメリットは、自社商品と同じ、もしくは似ている商材を扱っていれば、大きな外れがないという点です。それぞれの物流倉庫によって商材の得意・不得意があります。自社商品に不得意な倉庫を選択した場合、取り扱いに慣れていないことが予想されるためデメリットとなるケースがあります。逆に、得意とするところを選ぶことで、さまざまなメリットを得ることができます。

例えば、荷物特性を把握している点です。それぞれの荷物には特性があり、それを把握して対応することが求められます。特に医療品や化粧品などはその代表例として挙げることができるでしょう。医療品や化粧品を保管する場合、免許の取得が必要なケースがあります。免許はすぐに取得できるものではないので、あらかじめ必要な免許を持っている倉庫を探す方が良いでしょう。

また、木材などの大型荷物の場合、荷扱い時に特殊な重機が必要な場合があります。保有している重機も扱っている商材によって異なるため、倉庫選びの際に注意したいポイントです。

そのほかにも同じ商材を扱うところを選ぶことで配送先が同じになるケースがあるかもしれません。同じ配送先の場合、1台のトラックで複数の荷物を一括で積載することができるため、配送効率が大幅にアップします。これにより、お客様にできるだけ速く商品を届けられる可能性があるため、サービス向上につなげられるでしょう。

◎依頼業務に対応できるか確認できる

2つ目のメリットは、依頼業務に対応できるか確認できる点です。特に倉庫によってtoB向けの商品を扱っているか、toC向けの商品を扱っているかで、対応可能な業務が大きく変わります。特にtoC向け商材の発送まで依頼する場合、ラッピングやのし対応など必要な業務の依頼ができるかどうかは、他の商材で同様の対応をしたことがあるか、対応できるスタッフがいるかによって異なります。検品作業についても同様です。

契約をする前に、検討している倉庫がどのような荷物を取り扱っているのか、対応可能業務の範囲はどこまでか確認しておきましょう。

◎匂い移りのリスクを確認できる

3つ目のメリットは、匂い移りのリスクを確認することができるという点です。他社製品からの匂い移りが発生すると、想定していた品質と異なる状態でお客様のもとに商品が届いてしまいます。最悪の場合、すべての製品を廃棄しなければならなくなる可能性もあるので、注意すべきポイントです。特に、漢方や食料品は匂い移りするリスクが高いといわれています。

事前に取り扱い荷物を把握することで、匂い移りが発生しそうな荷物を保管しているのか確認することが可能です。匂い移りを避けたいという方は、十分に対策されているところを選ぶようにしましょう。

倉庫が扱う商材の確認方法

このように、倉庫がどのような荷物を扱っているのかを知ることで多くのメリットを得ることができます。しかし、利用を検討している方の中には、どのように保管されている貨物を確認すればいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。以下に扱い商材を確認する方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

(写真:iStock)

◎ホームページを確認する

1つ目は、ホームページを確認することです。

営業倉庫を運営している多くの企業は、ホームページでサービスの詳細を公開しています。サービスメニューの中に、IT機器や医療機器、通販などの扱い商材が掲載されているため、そこから確認すれば、どのような荷物を取り扱っている倉庫なのかを知ることが可能です。また、ホームページの“実績”や“導入事例”の中に、どのような企業が利用してどのような商材を扱ったかが公開されていることがあるため、併せて確認するとよいでしょう。しかし、すべての倉庫のホームページで公開されているとは限りませんので、確認できないときは、ほかの方法を試すようにしてください。

◎見学をする

2つ目の方法は見学することです。

ホームページなどにサービスの詳細や導入事例などが掲載されていないケースも珍しくありません。そのような倉庫の利用を検討している場合、見学をして扱っている荷物を把握することもひとつの手です。

見学の際には、倉庫担当者からどのような荷物が多いのかを聞いたり、匂い移りや害虫対策の取り組みを伺ったりしましょう。直接、担当者から言葉を聞くことで安心感にもつながるのでおすすめです。

◎賃貸倉庫専門情報サイトを利用する

3つ目は、賃貸倉庫専門の情報サイトを利用することです。

掲載された情報の中から自分で倉庫を検索し、比較することができます。

直接Webページに扱い荷物が記載されていないケースもありますが、問い合わせや内見の申込ができるため、借りたいと思っている倉庫でどのような保管物が多いのかを事前に問い合わせてみましょう。

保管する商材に適した倉庫がどんな倉庫なのかを理解していて、自分に合った倉庫を探したいという方は活用してみてはいかがでしょうか。

◎倉庫シェアリングサービスを活用する

4つ目は倉庫シェアリングサービスを活用することです。

預けたい荷物の内容や荷姿、量などを伝えることで、その荷物にあった倉庫を提案してくれます。専門スタッフが、倉庫の免許、必要な重機、温度帯、匂い移りのリスクなど様々な要件を考慮して倉庫手配をしてくれます。提案された倉庫でどのような保管物が多いかなど、不安な点があれば、事前に専門スタッフに相談ができます。

自分で倉庫を探し比較する手間が省け、通常は公開されてない倉庫を紹介してもらえることもあります。

扱い荷物を把握した上で契約をしよう

今回は、ほかにどのような荷物を扱っているのかを知るメリットというテーマで解説しました。扱っている荷物を知ることで、自社商材に対して得意なのか不得意なのかを知ることができるため、契約前に必ず確認するのがおすすめです。

なお、倉庫選びが初めてで、どのように営業倉庫を選べば良いのかがわからない場合は、soucoにご相談ください。soucoは全国1,500超(※2022年6月時点)の登録倉庫から、お客様のご要望に応じて最適な営業倉庫をご提供します。