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倉庫内作業で押さえておきたい検品・流通加工とは

倉庫内作業で押さえておきたい検品・流通加工とは

目次
  1. 倉庫内作業とは?
  2. 検品
  3. 流通加工・包装
  4. 梱包・封入
  5. 倉庫内作業をアウトソーシングする際のポイント

倉庫内作業とは?

倉庫内作業とは、貨物の入庫から保管、出荷に至るまでの倉庫内で行われる一連の作業を指します。出荷指示のあった商品を集めるピッキングや、フォークリフトで貨物をトラックに積み込む荷役作業など、倉庫内作業はさまざまなものがあります。

倉庫内作業は「入出荷作業(倉庫管理)」と「在庫管理」に分けられ、倉庫内での主な業務は入出荷作業になります。

はじめに、倉庫内作業の具体的な内容について説明します。

入出荷作業

入出荷作業は「入荷作業」と「出荷作業」からなり、貨物の入荷時と出荷時に行われる作業を指します。入荷作業には「荷役作業(積み下ろし)」「検品」「仕分け」などがあり、最も重要なのは検品作業です。

入荷時に行われる検品は「入荷検品」といい、納品書と届いた荷物を照合する「数量検品」や、不良品を仕分ける「不良検品」などがあります。なお、検品については後で詳しく説明します。

入荷時の荷役作業としては、トラックに積載している貨物をフォークリフト等で積み下ろすのがメインの業務です。積み下ろした貨物は検品・仕分けを行い、倉庫内の所定の場所に保管します。

一方、出荷作業には、「荷役(ピッキング・積み込み)」「検品」「流通加工・包装」「梱包・封入」などがあります。

ピッキングは、出荷指示書(ピッキングリスト)に記載された商品を集める作業を指します。ピッキングで集めた商品は検品(出荷検品)の後、流通加工と梱包を行い、トラックに積み込み出荷します。

在庫管理

在庫管理は倉庫管理の一部で、荷物や商品を所定の場所に保管し、適正在庫を維持することを指します。

在庫管理の倉庫内作業には、「倉庫内の清掃・整理整頓」や「棚卸し」などがあり、入出荷作業の合間の時間などを利用して行われます。

入出荷作業が忙しいと倉庫内の清掃や整理整頓が疎かになりがちですが、倉庫内を清掃し、整理整頓を徹底することは正確な在庫管理をするために欠かせません。

ピッキングがしやすいようにロケーションを変更したり、不良在庫を別の場所に保管して保管スペースを確保したりする作業も、在庫管理の精度向上につながります。

(写真:iStock)

検品

倉庫内作業で最も重要なのが検品作業です。精度の高い検品を行うことで、欠品や誤出荷を防止でき、顧客からのクレームを減らして顧客満足度向上につながります。

なお、倉庫内作業での検品には「入荷検品」と「出荷検品」があり、それぞれの検品の目的と作業内容について解説します。

入荷検品の目的

入荷検品の目的は、適正な在庫管理を行うことにあります。検品を疎かにしていると在庫差異が発生してしまい、欠品や誤出荷の原因になってしまいます。

商品が入庫してきた段階では在庫としてカウントされず、検品を行ってはじめて在庫としてカウントされます。入荷検品でミスがあると、注文した商品の数量と在庫数が合わなくなってしまい、出荷時の欠品の原因になります。

また、入荷時に汚損している商品や初期不良のある商品の検品漏れがあった場合、不良品を顧客に発送してしまう事態につながりかねません。入荷検品を正確に行うことで、欠品や誤出荷を防ぎ、信頼性の向上などに大きく貢献します。

入荷検品の主な作業内容

入荷検品では、主に下記の作業を行います。

・数量検品

・不良検品

・混入検品

・作動検品

数量検品は、納品書に記載している数量と実際に届いた商品の数量をチェックする作業です。不良検品・混入検品・作動検品は、届いた商品に不具合がないかをチェックします。

出荷検品の目的

出荷検品は、誤出荷を防ぐための最後の工程です。万一、入荷検品でミスをしていても、出荷検品を正確に行うことで誤出荷を防げます。

出荷検品の主な業務内容

出荷検品の内容は、基本的には入荷検品と同じです。出荷時には出荷伝票とピッキングで集めた商品の数量をチェックして数量検品を行います。さらに、不良検品・混入検品・作動検品を行って商品に不具合がないか最終チェックします。

なお、検品で異常があった商品は、補修できるものがあれば補修を行い、問題がなければ出荷します。

(写真:iStock)

流通加工・包装

出荷検品が終わると、流通加工と包装の作業が行われます。

流通加工とは、出荷する商品にさまざまな加工を施して、付加価値をつけることを指します。たとえば、商品にラベルを貼ったり、食品をカット加工するなどの作業です。

包装とは、商品の品質を保持するために個装をしたり、ラッピングをすることなどを指します。

なお、検品・包装・梱包・封入も広い意味では流通加工の一種です。商品に何らかの加工を施し、付加価値をつける業務が流通加工になります。

流通加工・包装の目的

流通加工と包装の目的は、上述の通り商品に付加価値をつけることです。商品にラベルを貼ったり化粧箱に入れたりすることで、商品に付加価値がつくとともに信頼性も高まります。

流通加工・包装の主な業務内容

流通加工・包装の主な業務として、以下のものが挙げられます。

・ラベル貼り

・値札貼り

・タグ付け

・ハンガー掛け

・袋詰め

・箱詰め

・ギフト包装

・リボン掛け

いずれも商品価値や信頼性を高めるための業務であり、顧客からの信頼の獲得につなげます。

梱包・封入

(写真:iStock)

梱包・封入も広い意味では流通加工の業務に含まれます。しかし、流通加工の範囲は非常に広いため、ここでは梱包・封入作業を分けて説明します。

梱包は、包装した商品をダンボール箱などの梱包材に詰め込んで、荷造りをする作業を指します。梱包を疎かにすると、輸送中に商品が破損してしまう恐れがあるため、物流における梱包は非常に重要な業務です。

梱包をする際は、エアパッキンや新聞紙、発泡スチロールなどの緩衝材を用いて、輸送中の衝撃で商品が破損しないよう、さまざまな工夫が施されます。

封入は、商品を送る際に、チラシやパンフレット、DM、応募はがき、お礼状などを同封する作業を指します。封入するものは紙に限らず、サンプル品(試供品)など様々です。。

梱包・封入が完了した商品はパレットに積載され、フォークリフトでトラックへ積み込み出荷されます。

梱包・封入の目的

梱包の目的は、輸送中の衝撃から大切な商品を守り、安全な状態で顧客の元に届けることにあります。輸送中に梱包不備が原因で商品が破損すると、代替品の手配や発送、返品処理などで生産性に大きな影響を与えます。

封入の目的は、チラシやサンプル品などを同封することで、リピート客を獲得することにあります。DMなどを改めて発送すると料金がかかりますが、商品に同封することで宣伝広告費の削減にもつながります。

梱包・封入の主な業務内容

梱包・封入の主な業務内容は以下の通りです。

・商品に合った梱包材を選別する

・緩衝材を入れる

・同封物を封入する

・ガムテープで封をする

なお、ダンボール箱などの密閉箱をパレットに積載する際は、荷崩れ防止のために外から防護フィルムを被せる「パレット梱包」を行うこともあります。

パレット梱包をすることで、サイズの異なる荷物をパレットに積載しても、荷崩れがしにくくなります。

倉庫内作業をアウトソーシングする際のポイント

倉庫内作業を含む物流業務はアウトソーシング(外部委託)ができ、自社で物流機能を整備していなくても、プロに倉庫内作業を任せることができます。

また、倉庫内作業のすべてではなく一部だけをアウトソーシングすることもできるため、上手く活用するとコスト削減や生産性向上などにもつながります。

ここでは、物流アウトソーシングのメリット・デメリット、倉庫内作業をアウトソーシングする際のポイントを解説します。

倉庫内作業をアウトソーシングするメリット

倉庫内作業をアウトソーシングすると、コスト削減や生産性向上につながることがメリットです。

自社で倉庫内作業を行うと、作業員を確保するための人件費や倉庫の賃料などの固定費がかかります。倉庫内作業をアウトソーシングすると固定費のコスト削減につながる可能性があり、生産性向上にも大きく貢献します。

倉庫内作業をアウトソーシングするデメリット

倉庫内作業をアウトソーシングすると融通が利きづらくなり、柔軟な対応が難しくなることがデメリットです。たとえば、顧客ごとに同封物を変えたり、さらに優れた梱包方法を試したりしたい場合に、柔軟に対応することが難しくなるでしょう。

また、倉庫内作業をアウトソーシングする物流業者は数多く存在し、自社に合う業者を見つける手間が発生することもデメリットです。

倉庫内作業をアウトソーシングする際のポイント

倉庫内作業をアウトソーシングする際は費用対効果を測定し、コスト削減や生産性向上につながるのかを検証することが大切です。高い費用対効果が見込めると判断できれば、倉庫内作業をアウトソーシングすると良いでしょう。

株式会社soucoでは、全国1,500超拠点(※2022年6月時点)の登録倉庫からお客様のご要望に合う倉庫をご提供しています。

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